- Ichiyoh Nakazawa
レコーディング合宿(2)
回数を分けてレポートをお送りするレコーディング合宿。
●いざ!レコーディング!●
いよいよレコーディング。
僕の代表曲「Self Portrait」を最初に録音して行きました。
kohkiさんに、曲のオケ(伴奏楽器のこと)とギターの音の馴染み具合を確認してもらいながら音作りを行っていきます。🎧


数テイク演奏してすぐ終わるかな?と思ったら大間違い。
ライブのような
「その場その場の一瞬を体感する音楽」ではなく
レコーディングは
「一生に残る音楽」!!
一流の方々のように1テイク終了と行く訳がありませんでした笑😂
※世の著名ミュージシャンはほぼ数テイクで録音が終わり、そのデータを編集していくのが主流だと思ってましたが、実はパンチイン・アウト(一曲の中で部分的に録音していく手法)は当たり前とのこと。
勿論、数テイクで終わるレコーディングを否定してる訳ではありませんが、
今までなんと勝手な想像をしていたことか笑
そうして膨大な時間、テイクを重ね出来上がった僕の音楽は
より一層大切なものとなりました。
嗚呼、早く皆様にお聴かせしたい‼️

●”レコーディング”=”自分の投影”●
自分の音を録る訳ですから当たり前ですw。
でもね、いざ実際にちゃんとしたスタジオで録って頂くと、
自分の力量が浮き彫りとなるのです。
そうして録った自分の音に真正面から向き合い見えた課題は、
「音楽の基礎力」これに尽きます。
音楽とはフィギュアスケートと似たようなもので”技術点”と”芸術点”を総合して評価されるものだと考えます。
技術だけが秀でてても良いか悪いかは別問題。
逆に、下手くそな演奏でも心に染みる歌、演奏があるのは事実。
要は
『それらバランスの良し悪しを判断する耳、センス』を持っているかどうかが大事です。
その話で考えると、
僕の『耳』は今まで、音楽の大事な情報を捉えきれておらず、
右から左へと流れていってしまっていたということを思い知りました。
ですが、この経験が糧になることは間違いありません‼️

●休憩時間●
真剣にやるからこそ、休憩時間と言うのはとても大事です!
尊敬する音楽家「菅野よう子」さんは欲を断ち切るとの意味で、音楽制作をする時は断食をする、という話をどこかで聞きましたが、
僕らはちゃんとご飯食べますw

休憩する時も音楽を聞きますが、
この時癒やされた音楽はなんと”雅楽”‼
間を極限まで生かした構成、澄んだ和楽器の音色はとても心を落ち着かせ、
ブレスするタイミングで僕も深呼吸できるような、そんな安らぎを感じました。
kohkiさん宅にお邪魔させてもらった時の一つの楽しみが”新たな音楽との出会い”ですが、
雅楽の魅力にどんどん惹かれていきます…🥰

↑↑↑
左は宮内庁楽部楽師である”山田文彦”さんのアルバム『雅音成就』。
右は雅楽演奏家 篳篥奏者である”春日るり子”さんのアルバム『百花繚乱』。
実は、左の山田さんの作品は以前から愛聴させて頂いておりましたが、
今回の合宿で右の春日るり子さんの作品『百花繚乱』をkohkiさんから聴かせて頂き感動!CDも即時に購入させて頂きました❗️
山田文彦さんHP『https://www.dbg.tokyo/日本伝統舞台芸術とは/』
春日るり子さんHP『https://www.mana-ruri.com/ruri/』
●終わりに●
という訳で無事終えたレコーディング合宿。
僕のギターは何とか録り終えましたが、まだ色々な作業があります。
その作業等も色々とレポしていきたいです!
早く皆さんにお聴かせしたい一心で頑張ります‼️
■LIVE情報■
♦2020_03_01(日)♦
『今堀良昭 ✕ 中澤一陽 Guitar Duo Live』
場所:自由が丘 Bar Clapton(最寄り駅:自由が丘駅)
時間:open 18:00 start 19:00
料金:3000円(1ドリンク付)
ご予約フォームはこちら!↓↓
『https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeZHkAAnLzcysEvSCfLWQsjyzSNXE-0T70f1H4zp5qeYULDtg/viewform』
