• Ichiyoh Nakazawa

平成最後の1日。北島師匠のレコーディングお手伝いDay


実は初めてなレコーディングお手伝いDay。

今まではライブのお手伝いをさせて頂きましたが、今回はレコーディング。

"スタジオミュージシャン北島健二"の一面を間近で学ぶことができる濃厚な1日です。


レコーディングは"良い音で後世に残せるクオリティを作る"という、一瞬一瞬を大事にするライブとはまた違う気持ちで望まれておりました。


当日のギター群。写真は師匠のツイッターより拝借



●まず感じたのは音作り

普通プロは"100wのビンテージマーシャル"とか高級機材を想像しがちな所がありますが、流石歴戦を渡り歩いた師匠だけあって、"良い音が出せれば高級機材は関係ない"スタイル。

細かな所は許可を得てないので書けませんが、目から鱗だらけなアイデアで、終始驚きを隠せませんでした!


●レコーディングは1人では出来ない

ギターを録音する北島師匠とは別に、レコーディングエンジニアの方。曲の出来を総監督するディレクションをする方と、決して1人では進まないのがこの作業。今回のレコーディングでは特にそれを感じました。


基本的には奏者がレコーディングをし、音が録音され、一つの音源となって世に出て行きますが、果たして録音した音は「曲のコンセプト」に合っているのか?と、第三者視点が必要になります。そこで総監督約のディレクションという作業が大事になってくるわけです。

”ディレクション”という言葉は、テレビや映像関連でも使われますが、音楽でも同じく「総監督、総指揮、総演出」を取り仕切る方が出す指示のこと。


もっと細かに言うと、例えば「アコギのリズムは表拍で”ジャン!”と主張せずに、ダラっとリラックスしたような脱力したリズムがほしい」だったり、「ここのアルペジオはミュートせずに音を伸ばしたい」だったり、楽器の弾き方ひとつ取っても、曲に合う合わないと言ったフィーリングは必ずあります。

そこを奏者は考えて演奏します。勿論ここで録音を担当するエンジニアさんの存在も忘れてはなりません。

「この曲はこうしたい」→「ギターはこんな音で録ろうと思ってる」→「じゃあ◯◯というマイクに変えてみましょうか」

という風に”餅は餅屋”ならぬ”音はエンジニア”という風に、音のスペシャリストも同じ共通目標を目指し行動するのです。


その結果が芸術レベルの素晴らしい音源になるという、その一連の流れを間近で見ることができ、「クリエイティブもチームプレイなんだ」と改めて感じました。



今までネット等で見てきた情報よりも、自分の五感で感じたことが一番正しいです。

今回も素晴らしい経験をすることができました。


平成の最後をこのような素晴らしい一日で締めくくることができ、改めて感謝の念を抱きます。



雨に濡れて清々しい帰り道



帰り道。青山か原宿かで見かけたインパクトある書。



中澤一陽

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