- Ichiyoh Nakazawa
水樹奈々36曲暗譜‼️オフ会イベント『なな天』大盛況で幕を閉じる🎸

アニソン界、そして日本をも代表するアーティスト。
水樹奈々のオフ会イベント『なな天』
総勢80名を超えるお客さんに囲まれ、
超〜大盛りで幕を閉じたライブはなんと
生まれて初めての36曲という超ボリューム‼️
●ライブ会場はカラオケ●
ご覧の通りライブハウスではありません。
カラオケの鉄人銀座店の9階を貸し切り、
見事1フロアをライブハウスに変えてしまいました‼️
どうやって音を整えたか。
リハ初日、楽器隊や同期出しの音源を全て一つの持ち込みミキサーに集め、
それをカラオケ本体の機械にイン‼️

しかしこの方法だと、
全ての音を一つのチャンネルに集約させた為か、音が割れまくりのボワッボワ❗️
聞けたもんじゃない‼️
と、リハ回数を増すに連れ試行錯誤を繰り返しました。
最終的にたどり着いた形は、
カラオケとは思えないほど音の分離も良く、音圧もあって迫力ある演奏になりました‼️
たどり着いたタイミング、なんと本番開場数分前ww
●ギター×3本はミキサーへ。
勿論全てLINE出力ですが、こんな時僕の相棒「Line6 Helix LT」はライブ会場を選ばない流石な機能の充実性でクオリティの高さを見事実現してくれました❗️

余談ですが、今回はモジュレーション系エフェクトを全てstrymonのmobiusへ集約。
これのおかげで Helixの負荷を下げ、より色んな音に即座に対応できることが可能となり、初の試みは大成功でした❗️
●ベースはampegのミニアンプを持ち込み!
これのおかげでカラオケ機械への負荷は相当減りました。地味にアンプのラインアウトからミキサーへ送り、少しだけアンプとラインの音をミックス、という粋な計らいもしてたり笑
●ボーカルもなんと個別のミニアンプを導入!
メインボーカルとサブボーカルを、楽器達とは違うスピーカーから出力することで、音の分離を再現しました。
因みにメインボーカルマイクはコンデンサーマイクなので、ファンタム電源が必要。なので間にMACKIEのミキサーを配置しました👍
マイクの音量がハウリング起こる手前ギリギリの場所を探すのに時間が要りました。
こことてもシビア❗

●ドラムは生音勝負‼
正直な話、ドラムの音量が全アンサンブルの音量を決めてしまうので、ドラム担当のフミさんは相当神経を使って叩いておりました。
が、
それもまた”技”である😆

●セットリスト●
バンド以外にも、お客さんや歌い手さんがカラオケで歌うステージも含めると約7時間の長丁場。
バンドで演奏した曲目はこんな感じ⬇︎

恥ずかしながら、暗譜が怪しい部分のコードを書きました。でもね、本番始まったらそんなの見てる余裕ありませんでしたww😂
水樹奈々ファンならご存知のあの曲この曲。
古くからのファンも、新しいファンも皆が満足するオ・モ・テ・ナ・シを目指しました。
●Guitaristとして気を配ったこと●
楽器演奏者以外は気になりますよね🎸
特に今回僕が気を配ったのはそう、
『ボリューム‼』
当現場はボーカルが入れ替わり立ち替わりする特殊なパターン。
どんな問題が生じるかと言うと、
「これだ!」と設定した音量が、他の歌手に変わると通用しなくなる💦
声が若干小さい歌手の時→声を邪魔しないようボリュームを小さく小さく。
結構声にハリがある歌手の時→少し寄り添うようボリュームを気持ち大きく。
あくまで歌が主役の時、我らは”伴奏者”であることを忘れてはなりません。
僕のバッキング演奏における理想は
『歌に負けてる音量なんだが、その音自体無くなったら寂しい!という存在感』。
なので、右足は常にボリュームペダルの上。
この経験はかなり貴重且つ良い勉強になりました‼
実際、北島師匠や他の現場でご一緒させて頂いた現役バリバリの方の演奏風景を見てると、
同じように足は必ずボリュームペダルの上‼
やはりアンサンブル=協調性を重んじるんだなぁと感じたことを、今回実践しました。

●水樹奈々を通じて皆と一つになれた●
やはり何と言ってもこれでしょう❗
オフ会の存在意義も、そもそもはこれがコンセプトにあります。
普通だと出会うはずのない人々と、それぞれが抱いてきた『愛』を共有して、
心を一つに。。
こんな素晴らしいことがありましょうか❗
一つの音楽を通じて繋がり合う。
そんな素晴らしいイベントに出させて頂き、僕は感無量です。

中学1年のあの日、
水樹奈々に出会えてなかったら僕は今どこで何をしてるのか…
縁って素敵ですね😊😊
超繁忙の月、最高の締めくくりとなりました❗
ありがとうございました❗
中澤一陽